治療指針
現在、生活習慣病に起因する心臓病、肝臓病、脳血管障害さらに胃がん、肺がん、前立腺がんといった悪性腫瘍が増加しております。
自覚症状がないということ、疾患がないということは同じではなく、いつの間にか忍び込んでくるものであります。
そういった疾患をできるだけ早期に発見し治療へと導くことが大切と考えております。
総合病院と当院との緊密な連携をとり健康維持のために貢献したいと考えております。
患者さんの話を丁寧にお聴きし患者さんが話しやすい雰囲気をつくる診療、言葉を大切にし、患者さんのすべてのことを知る努力をし、そして常に患者さんの味方になります。
人生は選択の連続といいます。医師として患者さんに接する時には、良心に従おうと思います。お金に換えられない価値ある判断こそが良心と考えます。
「学びて思はざれば則(すなは)ち罔(くら)し。思ひて学ばざれば則ち殆(あやふ)し。」という孔子の言葉を胸に、木と森の両方をみることが一番大切だと思っております。
また、意識を変え、医師が治療法を決めるのではなく選ぶのは患者さんであり、ご家族であると考えます。
よくご家族の気持ちも聞き出す必要もあろうかと思います。
一生感動、一生感謝、一生勉強と心得て、難しくなってきた医療環境のなかにあっても乗り越えて行こうと考えております。